日本選手権予選

参加費3000円。日本選手権に出たくない理由がこれ。
「高いじゃん。」
確かに、社会人かつ独身にとって3000円は大したことない金額にも思えるが、
無尽蔵にお金を使っていたら、なくなるわけでどこかで絞らなければいけない。
でも、一番出たくない理由は、
「勝てる気がしないから」
それなりに練習したはずの、LimitedやExtendedのPTQやGPTですら、
4-1なる成績を残したことがない人間が、選手権予選に出たところでたかが知れている。
こんな大会に費やすぐらいなら、ギルランの1枚や2枚買うのもいいし、
おんにゃのこを食事に誘うのもよいのかもしれない。

じゃあ、何で出たの?

それは、一つの大会がきっかけだった。

「FETCG身内スタンダード大会」
今は亡きFETCGのプレイヤー達が、FETCGが滅びかけたころから、MTGに参入したのがきっかけといえよう。彼らはラブニカあたりから始めたのだが、もともと、FETCGの大会でも関東の一二を争うプレイヤー達であるためか、メキメキと力をつけてきたわけである。
そんな彼らと大会をした。
もともと、スタンダードの大会でお金を出し合って、上位のプレイヤーにレアカードやら、パックを提供する予定であったのだが、一つ提案をしてみた。
「この大会で優勝した人に参加費全額集めて日本選手権予選出してみない?」
まあ、若干日本選手権には興味を持っていてくれたこともあり、みなさん賛成してくれた。

で、一応自分も出たのだが、(8人総当り戦)結果は5勝2敗で2位。
負けた2敗が、イゼットトロンとオルゾフビート。
ここで優勝した、ALEXさんが本戦に出ることとなった。まー、自分が優勝したら、また「空気読めてない」とか言われそうなので、いいのかなと。
初めてのDCIトーナメントが日本選手権予選というのも、面白いですが。
私も一応2位ということで、若干の援助をいただき日本選手権予選に出させてもらったわけで、一応レポは書かないとなーと。
べ、べつに、たまたまいい結果を残したからちゃんと書いてるわけじゃないんだからね。(笑)

あとは、「コントロールでも土地18枚で回るさ。」理論をもっている、ハカセさん(青白)と、突然面白いデッキを思いついた弓月さん(???)の4人がFETCG組の参加である。
後の知り合いは、「カード破産オフ組」のダロ氏とやまぴいさんなどなど。

で、デッキ選択だが、むしろ選択の余地は自分には残されていなかった。
いまさらながら、メタのど真ん中(Zoo,トロン、太陽拳)に突っ込んでいったとすると、何度か訪れるに違いないミラーマッチに対しては、練習不足の身に非常に辛い。

となると、グランプリ浜松と同じオルゾフコントロールを選択するのがいいのかなと。

一応、ステロイド系には相性が良いし。ステロイドを使用するプレイヤーも結構いることを知ってびっくりしたりした。日本人なのに。。。
日本の主要な構築戦大会の上位デッキを見ると、コントロールデッキであることが多い。去年のFinalsのベスト8のデッキを見ても、すべてコントロール。Extendedのグランプリも優勝は、Secpter Chant。その前の神河ブロック構築も白単は全滅して、ケチコンが優勝と。日本人のコントロール好きがうかがえよう。
しかしながら、これは超トッププレイヤーの話であって、日本選手権予選レベルであれば、ステロイドなどのビートダウンデッキを選択するプレイヤーは結構いるみたい。

結局のところ、全部ビートに当たれば抜けられるんじゃないかな。ぐらいの気持ちで選択しました。

で、デッキリスト。

6 沼
6 平地
4 神無き祭壇
4 コイロスの洞窟
1 嘆きの井戸、未練
1 取引の教会、オルソヴァ
1 死のたまる地、死蔵

2 絶望の天使
4 夜の星、黒瘴
4 清麻呂の末裔

4 酷評
4 ファイレクシアの闘技場
4 神の怒り
4 信仰の足枷
4 屈辱
2 迫害
1 債務者の弔鐘

4 オルゾフの印鑑

3 鼠の短牙
2 赤の防御円
2 象牙の仮面
3 最後の喘ぎ
3 頭蓋の摘出
2 魂の裏切りの夜

デッキ名は、「ドラゴンデッキ」。由来は、初期バージョンのオルゾフコントロールには、陽星とか入っていたため、ドラゴンがどんどん出てくることから、最愛の(?)弟子が名付けたものをそのまま使用。
鼠の短牙は微妙なのかもしれないが、霊光の追跡者が流行みたいでした。

Round1 ステロイド
トーナメントの1ラウンド目は相当緊張する。
日本選手権予選自体も、初めて出るトーナメントであり、大会のレベル、相手すらさっぱりわからない。もしかしたら、PTQみたいに1800オーバーの選手だらけのトーナメントなのかもしれない。
しかも、ここで負けたプレイヤーは、いきなり負けられない戦い。つまり、シングルエリミネーション6回戦の大会が始まるわけである。
そんなことを思いながら、トーナメント開始。

さて、トーナメント開始時
「ダイス持ってますか?」
「いいえ、何もないです。」
ダイスがないという情報を与えていいものだろうか?
ダイスがない=十手を使わない
というヒントを与えていいのだろうか?

ともかくダイスロールに勝ち先攻を選択する。

さて、初手。悪くない。土地は2枚ながら、清麻呂の末裔と、ファイレクシアの闘技場があり、ビート、コントロールどちらに対しても、問題のないハンドに思える。土地2枚は気になるが、これを理由にマリガンするわけにはいかない。マリガンして、3枚来る可能性は余り高くない。
2ターンの間に3枚目の土地を引けば問題がない。

この2ターンでやることは沼と平地をセットするだけであった。
問題は、相手の行動。
1ターン目、森セットからラノワールのエルフ。そして、2ターン目赤緑ダメランから、やっかいもの登場。

相手のデッキは、グルールビートだろう。相性は問題ない。
問題は3ターン目のドロー。平地を引けば、清麻呂の末裔を出せるわけだが、、、
しかし土地は引けず、返しで殴られライフ15。そして、さらにクリーチャー展開をされる。

4ターン目。土地引けなければ、投了まで考えていた。が、ドロー。平地。
清麻呂の末裔を出して、一安心。

さて、殴って殴られるうちに、残りライフが4。相手の場には赤シール。実質は2。
そして、ドローが絶望の天使。割るものがないので、スカルグを割る。そして、相手はマナエルフをキャスト。
ブロッカーに残しても、火力を引かれた瞬間に死亡なので、天使アタックで相手残1。
ハンドに除去はなく。
そして、相手のドロー。「もるだーばいんくろーく。」

[Side Boarding](ステロサイド)
in 3 最後の喘ぎ
  2 魂の裏切りの夜
  2 象牙の仮面
  2 赤の防御円
out 1 債務者の弔鐘
  4 ファイレクシアの闘技場
  2 迫害
  2 酷評

Game2
さて、ココで負けるといきなり後がなくなる。6ラウンドのシングルエリミネーションが始まってしまうわけだが。さすがに、このデッキで(オルゾフ以外の)ビートに負けたら何のためにこのデッキ選択したんだか?

というわけで、魂の裏切りの夜で相手は完全に沈黙し、勝ち。
フル火力の悪魔火が清麻呂の末裔に飛んできたりしたが、最後は、黒瘴*2で14点削って勝ち。(ちなみに、裏切りの夜でアタックは4点)

Game3
相手マリガン。マリガン後のハンドも、渋そうな顔をしてキープ。自分もマリガン。
特にすばらしい展開をしたわけではないが、相手は赤マナを引けなかったのが致命傷。赤マナソース1枚目のダメランを引いたときに、場に黒瘴がいては、どうすることもできないだろう。

Round2 Battle of Fits
そういや、近くにバベルいたなー(汗)と思ったら当たった(笑)
残念ながら、バベルとスパーリングはしたことありません。
ただ、回してるとこ見ると、ハンデスを多めに詰まれていると、コントロール系だと辛いなーとは思ったり。

Game1 アリーナを出してみるも、相手の印鑑からの超高速マナ加速により、押収で奪われる(泣)ほどなく、2枚目のアリーナを引き、ドロースピードは同じになるかと思いきや、青本殿を置かれてしまい、またもや相手のドローが1枚早くなる。
しかし、カードの質考えたら、そこまで分が悪くないかなーとは思っていたが、そんなことはなかった。。。
まず、黒瘴に2枚目の押収を食らう。これはラスで流すものの手痛い5ダメージ。
さらに、4/4飛行クリーチャーにロクソドンの戦槌が付いて、手痛い一撃(7ダメ)を食らうことになった。で、残りライフは6。こいつは、とっとと除去るものの、泥棒カササギが出てくる。
まー、2ドローしたら答えが出るさと、自分のターンに入ると、
Time Stop
...
ドローすらできず。
そして、相手3枚ドロー後に、1回殴られ、後がなくなる。
そして、自分のターン。
Time Stop

[Side Boarding](対コントロールサイド)
in 3 頭蓋の摘出
  3 鼠の短牙
out 4 清麻呂の末裔
  1 神の怒り
  1 信仰の足枷

Game2 3Tアリーナ、4Tアリーナを貼れれば、そこまでライフ責めの厳しくない相手のデッキには負けません。
 黒瘴と短牙ががんばって勝ち。蛇足ながら、安全を期すために頭蓋の摘出を撃とうと思ったが、そんなことしてたら、3本目の時間がなくなりそうだったので撃たずおしまい。
Game3 酷評で見たハンドが、ディミーアメイジ、機知の戦い、京河、強迫的な研究、砂のふるい分けだったが、何を思ったか強迫的な研究を落とす。
バベルだろーーー!!!
でも、そのあとふるい分けで土地を引かれなかったのが幸いして、さっくりセットされた機知の戦いに屈辱が間に合った。しかし、次に京河。
困った。こちらの場に短牙がいる。あるのは、2枚目の屈辱。そうはいっても、5点のダメージを喰らい続けるわけにもいかないので、屈辱で短牙献上。
しかし、黒マナが出ないのがラッキーだった。その後、ハゲ天使とか、黒瘴を出して、何か出てきたブロッカーには信仰の足枷で勝ち。

Round3 Zoo(というより、ステロタッチ白ぐらい?)

Game1 相手は、猿スタート。
2T目は何も出せなかった模様。猿に殴られ16。
しかし、こちらの引きも芳しくない。
相手3Tでも微妙。赤ルサルカをセットしたにとどまる。
しかし、こちらの3ターン目。3枚目の土地引けず、ドローは酷評。
相手のハンドに、血の手の炎、巨大ヒヨケムシ、あと何か火力。
とりあえず、土地引かない!!と血の手の炎。

しかし、4T目無情のセット森。
そしたら、キャストされるものといえば、、、
いわずもがな。
ライフが13から6になる。
そして、次のドローが土地でないのを確認して投了。
ビートダウンより土地が並ばないコントロールって。。。

[Side Boarding]1戦目と同じ。(ステロサイド)

Game2 痛恨のダブルマリガン。。。さすがに死を覚悟したが、、、
しかしながら、相手もダブルマリガン。
血染めの月を撃たれ悶絶したりしたものの、清麻呂の末裔が活躍し勝ち。

Game3 清麻呂の末裔が2枚あれば、負けません。。。
1体が脅しつけで奪われたあげく、ルサルカにサクられそうになったが、土地引かれなかったおかげで、2ダメくらっただけで、無事返却された。
 あとは、魂の裏切りの夜を貼って、清麻呂の末裔と黒瘴を出して、最後にハンドにある2枚目の黒瘴を出して勝ち。

Round4
相手のデッキケースから見えた、よろめく殻。え!?そんなデッキが3連勝するの?
まー、一番後ろだからサイドボードかな?
ダイスロールは相手が先攻。
Game1 相手は、世慣れたドライアドからスタート。そして、3ターン目。土地を3枚タップする。ここで、惑乱の死霊キャストか、いやだなーと思っていたが、、、
見知らぬカードをキャストされる。
大峨の匪賊 3/1(黒黒1)
『大峨の匪賊が攻撃に参加するたび、防御側プレイヤーがクリーチャーを1体生け贄に捧げない限り、それはターン終了時まで「大峨の匪賊はブロックされない。」の能力を得る』。
まー、ブロックされないと書かれているが、ヒッピーにくらべれば大したことない。しかも、タフネス1だらけだ。サイド後、魂の裏切りの夜が刺さるなー。楽しみ。

そして、返しで清麻呂の末裔キャスト。まー、化膿ぐらいは覚悟したが、相手は邪悪な力を2枚大峨の匪賊に貼り付けてアタック。一気に、ライフ11まで減らされるが、返しで信仰の足枷をつければ、1対3交換。しかもゲイン4ライフ。
あとは、清麻呂の末裔で殴りきり、ハゲ天も加勢して勝ち。

[SideBoarding]
in 3 最後の喘ぎ
  2 魂の裏切りの夜
out 忘れてしまった。orz...

Game2 相手マリガン。こちらハンド問題なし。さすがに、勝ったと思う。
さて、今度キャストされたのは、臭い草のインプ。何度でも起き上がってくるので、確かにちょっとイヤではあるが、放置。さすがに、大薙刀装備はできんし。。。
と思っていたら、「もるだーばいんくろーく!!」
あ、大薙刀装備できるじゃん。というわけで、7ダメ。
残念ながら、屈辱とか信仰の足枷とかいう便利な呪文はなかったので、しぶしぶ最後の喘ぎ*2で除去する。そのうち、清麻呂の末裔がどんどんライフ回復していき、相手が発掘したインプに対しては、信仰の足枷。

で、勝ち。なんか、ボーナスゲームみたい。あっという間に終わった。というわけで、このラウンド終了後にラーメンを食べに行った。

Round5
Game1 相手が土地1枚で事故る。これなら、負けない試合であるが、こちらも土地7枚並べてはいるのだが、フィニッシャーを引かない。除去はちょくちょく引くのだが、除去りきれず、ちょくちょくダメージを受ける。
ここで、清麻呂の末裔を出したりしても、ハンド枚数が負けているのであっさり除去られる。そうこうしているうちに、こちらの除去が切れて、ライオンなどに殴られ負け。
[Side Boarding](ステロサイド)
Game2 魂の裏切りの夜と象牙の仮面をセット完了。
ちなみに、ヌル引きを助けてくれたのは、取引の教会オルソヴァだったという噂もある。コレ7回起動したし。そのうち、黒瘴*2で勝ち。
Game3 魂の裏切りの夜、赤の防御円*2、象牙の仮面*2。
魂の裏切りの夜が古の法の神で割れた後に、ライオンなどがうじゃうじゃ出てきた時は、さすが動物園と思ったり。(笑)
そうこうしているうちに、黒瘴が出てきて、平和な心をつけられたので未練で食べて4ライフゲイン+5ライフドレインを2回やって勝ち。

あれよあれよと、5連勝。スタンダードの大会で5連勝するなんて、今は亡き(?)たぬき杯以来である。ただ、気になったのは、さすがにビート系のデッキは全勝ラインにはいなかったので、次はおそらくコントロール(トロンを含めた)に当たるだろう。

Round6 太陽拳
一週間ほど前に、太陽拳というデッキがはやってるんだってさー。という一言を聞いて、コピーデッキを組んでみて回してみた。今から考えたら、コピー元のデッキが適当な大会のやつだったので、かなり弱く感じた。大体、トロンに勝てるわけがない。
お帰りランドの多用は、アネックスや、ビートダウンに対応できるのか?
もちろん、まだ検討が甘いだけなのかもしれないが。
さて、もう1つ感じたことは、このデッキはオルゾフコンの亜系であるという事実。ラスでクリーチャー流して、黒瘴とか絶望の天使で最後の大きなパンチを浴びせて勝つというコンセプト自体は、オルゾフコンと変わらない。
むしろ、この戦いはミラーマッチといえよう。
しかしながら、このマッチアップ自身を練習したことないが、メインサイドともに、2つの理由で不利であると感じていた。
1つは、頭蓋の摘出。
能動的に殴れる呪文は、絶望の天使と、黒瘴のみ。2回撃たれるだけで、ゲームが終わってしまう。短牙とオルソヴァもあるが、さすがに20点削るパンチ力はない。
それに対して、相手側は少なくともメロク、京河あたりをいれることができるため、フィニッシャーを散らすことができる。
もう1つは、迫害。
この呪文に引っかかる確率は、青を入れてカードの色を散らしている相手に比べると、やはり必然的に悪くなる。
というわけで、このデッキ相手に対しては若干厳しい戦いを強いられそうな気がした。(もちろん、3色なので、相手のほうが事故る確率は高いのかもしれないが)

さて、試合の方は、3T目にファイレクシアの闘技場をおくものの、屈辱であっさり割られる。そして、迫害を撃ち合いになるが、やはり被害が甚大なのはこちら。相手は、青いドロースペルが2枚残ったため、陽星が出てきて、絶望の天使まで出てきてはどうにもならず。負け。

Game2

酷評で絶望の天使を落としてみたハンドが、
ふるい分け、メロク、絶望の天使、土地
だったので、絶望の天使を落とす。そして、迫害でふるい分け、メロクと落とす。
さすがに勝ったも同然。
後は、ゾンビ化を摘出して、ライブラリの中を確認。
当然ながら、迫害やら、頭蓋の摘出にぞっとするものの、ガイコツの吸血鬼にはちょっとビックリ。
陽星やらで殴られ、ライフが9になるものの、信仰の足枷をつけたり、黒瘴を出して、除去られそうになって、未練でサクったりしているうちに、ライフは17まで回復。
そしたら、しばらくしたら吸血鬼が出てきたりして、有り余るマナをもとに、コウモリを2体ずつ作られたりしたが、ラスで流す。
相手はこのままジリ貧になるのを恐れてか、(3戦目の時間を確保するためか)ここで投了。

[Sideboarding]
Round2と同じ(コントロールサイド)

Game3

この試合勝った方が、日本選手権の権利がゲットできる大事な試合。
さて、初手の7枚。
印鑑2、土地2、短牙、ファイレクシアの闘技場、迫害
悪くない。
相手は3ターン目まで土地を並べるだけ。
こちらは、2ターン目に印鑑をセットしたが、土地は引けず。

次土地をドローすれば、迫害が撃てる。と考えたかどうかはわからない。もしかしたら、2枚目の印鑑をキャストして、アリーナを置いたかもしれない。
差し戻しを恐れて、意地でも鼠の短牙をキャストしようとしたかもしれない。

結果からいうと、もし土地を引いてなおかつ、迫害(指定黒)をキャストできていれば、おそらく日本選手権の権利は獲得できたであろう。

しかし、土地は引けなかった。酷評でもなかった。引いたカードは迫害。
ここでできる選択肢は、2つになった。
2枚目の印鑑+鼠の短牙
アリーナをセット。
マナを伸ばす必要を感じた私は、上の選択を取ったが、果たして正解だったのか?
アリーナの方が正解だった気がする。

さて、運命の4ターン目。ここでドローゴーするようなハンドだったら、そもそも相手がキープするわけがなく、必然ともいえる「迫害」
相手のハンドはちまちま落としているが、それでも出てくる「陽星」と「塵を飲み込むもの、放粉痢」
「陽星」はとりあえず除去って、
こちらには、印鑑が2枚あるため、大したことないように思えるが、ちくちくビートされる。そして、皮肉にもドローは土地ゾーンに入る。ハンドに屈辱とラスがあったが、虎の子の除去をこいつに撃ってしまうことは、後から出てくるデカブツに対処しきれないように感じた。
この放粉痢に実に6回も殴られ残りライフは7になる。
さすがに、ライフを5にすると、黒瘴からの突然死があるので、7の時点でしぶしぶ屈辱キャスト。
ここで、延長ターン突入。屈辱を撃ったところで、待ってましたと黒瘴。
引き分けにするしかないかなと、ラスで流して、黒瘴死亡の効果でライフは残り2。
デカブツをもう1体引かれていれば辛いなーと、短牙を起動してみると、捨てたのは陽星。
つまり、これよりいいカードを持っているわけで、
最後は青黒い3点火力といえば、、、
「地中街の手中」
・・・

Round6終了した時点で、ダロ氏が5勝1敗だったので、次彼と当たってガチれば、最終戦IDでどちらか抜けられそうな展開。

Round7 ウルザトロン
Game1
そう、予想通りのウルザトロン。しかし、相手は彼ではなく、見知らぬ人。
初手に、清麻呂の末裔はあったが、トロンに対しては残念ながら紙に等しい。これを2枚引いても、まったく嬉しくない。
相手はフルタップの連絡をウルザランドをそろえたが、その返しに何も抵抗できず。
京河やメロクに殴られ残りライフ9。
最後は、悪魔火で完。

[Sideboarding]
Round2と同じ(コントロールサイド)

Game2 初手土地1枚でマリガン。
マリガン後のハンドも、土地5枚、屈辱、ラス。
このハンドを見て、「終わった」と思った。
短牙も迫害もアリーナも酷評も頭蓋の摘出もない。
しかしながら、ダブマリしてもこれ以上の手札が来る可能性(ハンデス+2枚以上の土地)は、余り高くない。おそらくサイドインしてくるであろう、アネックスを考えると残念ながらキープせざるを得ない。
そして、初動が相手のメロクに対する屈辱じゃあ、無理ってもんよ。
サイド後のキーカード5種を引くまえに、相手のトロンランドは各種2枚ずつそろう。
クリーチャーこそ、豊富な除去で対処できるものの、あの呪文はどうしようもない。
「悪魔火」

ダロ氏も負けてしまったようで。残念。

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